お礼とご挨拶【この90日間を振り返って】

”世界中の踊り子と一緒に高知でよさこいを踊る!”という目標を掲げて始めたキャンペーンも、残すところあと6時間となりました。

 

 

9月から準備を始めて、10月から今日まで90日間。

長い様であっという間でした。

 

海外からよさこい祭り参加の為にクラウドファンディングを行うのは2回目ですが、今回のキャンペーンは前回の目標額の3倍である150万円。

始める時、本当は不安な気持ちで一杯でした。

 

でも代表の立場として、

・絶対にできる!

・私たちがやっている事はよさこいの未来を変える!

と言わなければならない。

 

もちろん根本は【私たちがやっている事には意義がある】という気持ちで動いています。

ただ150万円という目標は私の中で大きな壁となっていました。

 

始めの1か月はなかなかご支援が伸びず、一緒にキャンペーンの準備を手伝ってくれていた穂高くんと頭を抱えていました。

・どうしたらこの活動が人々に伝わるのか?

・そもそも自分たちが踊りに行くために、支援を募ることは正しい事なのか?

 

そんな思いが頭を駆け巡り、毎日仕事よりもプライベートよりもとにかくクラウドファンディングのことだけ考えていました。

「どうしたら成功するのか、どうしたら人々に私たちの想いが伝わるのか」

頭の中はこの疑問だらけで、何をしていても全く楽しめませんでした。

 

その時に常に私の頭の中にあったのは、

【人々にご支援やご協力をお願いするなら、まずは誰よりも自分が努力しなければならない。そしてチームの踊り子たちにも同じ気持ちでいて貰わなければならない。】

と言う事でした。

 

それから何度も何度も踊り子たちに気持ちを伝えて来ました。

ビデオで、メッセージで、時にはスカイプミーティングで。

何度も何度もくどいぐらいに話して来たと思います。

「あなたたちは人々に支援をお願いしているけれど、まずは自分が必死になれているのか?本当に高知に行きたいなら、今から力を合わせないと絶対に夢は叶わない。それを心から理解しているのか。」

 

去年は日本は自然災害が続き、クラウドファンディングのウエブサイトには復興のためのキャンペーンが沢山ありました。

その中で、私たちは自分たちの夢”よさこいの聖地で踊る!”為に支援をお願いしている、その気持ちをどう伝えたらいいのか。

 

 

大人になってこんな風に熱く何かを語ったりする事は普段の生活には殆どありませんので、熱い想いを伝えることに対してチームの皆がどう反応するのか不安な気持ちもありました。

私たちのチームは毎年メンバーが変わるため、このキャンペーンに向けて一緒に頑張って来た踊り子たちの半数に、私はまだ一度も会ったことがないからです。

 

これは国内のチームとの大きな違いで、世界中に踊り子がいる私たちのチームは1年に一度高知でしか会うことができません。

会ったこともない踊り子たちに、「必死になって自分たちが動いて!」と言うことは、私にとっては簡単なことではありませんでした。

 

そんな中、私が住むカナダで”英語と日本語を教え合うラングエッジエクスチェンジの会”を始め、週に一回の会で1万円を集める事ができるようになりました。

これは私が日本語教師をしている経験を活かしてできた事で、準備から実際に始めてからも特に大変なことはありませんでした。

ただ自分が休みの日に行っているので、休みがなくなると言う事だけが少しだけ辛かったですが。

 

ラングエッジエクスチェンジの会を始めてからは”これを続ければ資金は集まる!”と実感する事ができました。

ただ国際チームは世界10か国に広がっているため、どこの国でも開催できる条件がある訳でなく、また壁にぶち当たるのでした。

 

そんな時に私は「これが一つの国で活動しているチームだったら、すぐに皆と会って相談して活動資金集めができるのに」と歯がゆさを感じるのでした。

 

今思えばこれは”国際チームあるある”の一つですが、

・会えない

・時差がある

・国も言葉も文化も違う。そして天気も違う。

と言うことはやっぱり大きなことだと思います、本当に。

 

 

去年のよさこい祭りが終わってすぐ2019年の国際チームの活動を始めましたが、時差もあり、会えない分ネットの活用が多く、あまり睡眠時間が取れません。

これはよさこいチームの代表の方々なら同じような環境、当たり前の事かもしれませんが、仕事と同じぐらい、時には仕事以上によさこいの方が忙しいです。

 

自由な時間はあまりないので(趣味の壁登りを時々するぐらい)、人から「そんなに時間を割いてプライベートを削ってまでする理由は何なの?」とよく聞かれます。

答えは、「よさこいで人生に豊かになったから、よさこいで恩返しがしたい。」です。

 

 

よさこいを通して私の人生は大きく変わりました。

沢山の素晴らしい経験をさせていただき、何より一生大事にしたい素晴らしい仲間に出会えました。

私たちのチームに参加していただくことで、少しでも皆さんの人生が変わったら、豊かになったら、と思う、この気持ちで動いています。

 

【とにかく仲間が大好きで、一緒に踊っていると幸せ。もっともっと沢山の人とこの幸せを分かち合いたい!】

その気持ちで動いているんです。

 

 

私は代表ですので比較的表に出ることが多いですが、私たちのチームには有能で素晴らしいスタッフさん、よさこいの経験豊かなインストラクターさん、素晴らしい楽曲を作って下さる音楽家の皆さん、カッコイイ振りを作って下さる振付師さん、ポスターや衣装などをデザインして下さるデザイナーさん、ホームページやSNSを管理して下さるIT担当さん、映像や写真を残して下さる撮影隊の皆さん、そしてよさこいを世界に広げる為に一緒に頑張ってくれている踊り子の皆さん、がいます。

 

私1人じゃ絶対にできないし、私1人じゃ無力です。

 

でもこんなに素晴らしい人たちが集まったからこそ、【世界から踊り子を集めて一年の3日間のために馬鹿みたいに必死になる】ことができるんだと思います。

代表という立場に立たせてくれている皆に”ありがとう”の気持ちで一杯です。

 

 

そんな風にもがきながら始めの一か月が過ぎ、少しずつ踊り子たちが動き始めてくれました。

日本で、カナダで、ポーランドで、オーストラリアで、アメリカで、シンガポールで、マレーシアで、踊り子たちがそれぞれの知恵を出し合って、資金集めを始めてくれたのです。

 

 

ご家族にお友達に寄付のお願いをしたり、自分たちが演舞して得られた謝礼を寄付し、手作りの品を売ったり、チャリティイベントを開いたり、チームの為に自ら寄付してくれたり。

皆、とにかく何でもやってくれました。

 

 

そんな風に踊り子たちの意識や行動が変わって来ると同時に、私たちのキャンペーンを応援して下さる方からのメッセージ、ご支援も増えて来ました。

 

そこから、気付けば今日に至ります。

今思えば、この90日間どんな風に過ごしていたのか、何をしていたのか、正直覚えていない部分も多いです。

とにかく毎日90日後のことを考えて、一日を大事にできる事は何でもやって来ました。

その想いは私だけではなく、チームスタッフ、踊り子の皆も感じて頑張って来てくれました。

今回集まった160万円ですが、三分の一はチームメンバーからの寄付です。

ただでさえ高知に行くだけでもお金がかかるのに、国際チームがよさこい祭りに出るために自ら動いてくれたチームメンバーを私は心から誇りに思っています。

 

物理的に離れていても、私たちは繋がっている。

私たちには掛け替えのない絆がある。

これがこのキャンペーンを通して私が得られた大きな事でした。

 

このキャンペーンを行う事で、本当に、本当に沢山の方からあたたかいお言葉をいただき、ご支援をいただき、貴重な出会いをいただきました。

これは資金を得られた事よりも、もっと価値がある事だと思います。

 

皆さまへどうお礼を伝えたらいいか、何百回伝えても伝えきれません。

この気持ちは8月に高知で演舞でお返しができればと思います。

 

よさこいアンバサダーとして、絆国際チームの代表として、私の挑戦はまだ始まったばかりです。

これからもこの素晴らしい日本文化を世界中に広めて行ける様に、諦めず前に進んで行きたいと思います。

 

この度は、ご支援・ご協力、本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。